Yashraj Biotechnology社の「ヒト性ホルモン結合グロブリン抗体(マウス由来モノクローナル抗体)」をご紹介します。


■ 性ホルモン結合グロブリンとは?
性ホルモン結合グロブリン(Sex Hormone Binding Globulin, SHBG)は、性ステロイドホルモンの評価等に用いられる検査項目です。SHBGの濃度低値は多のう胞性卵巣症候群や多毛症と関連することが報告されており、濃度高値は肥満やメタボリックシンドロームなどのリスクの低減にも関連することが報告されています。血中において、2つの分子が疎水結合によりホモダイマーを形成し、タンパク質のN末端側のLGドメインに性ホルモンが結合することが知られています。

■ Yashraj Biotechnology社SHBG抗体について(H9, F7の2クローンをラインナップ)
免疫原:リコンビナント ヒトSHBGタンパク質
抗体由来:細胞培養上清
総タンパク質濃度(OD 280 nm):1.0 – 1.5 mg/mL
SDS-PAGE(CBB染色)主要バンド位置:50 kDa, 25 kDa
純度(SEC-HPLC):95%以上
凝集(SEC-HPLC):3%以下
特異性(ELISA):
交差反応性(ELISA):他のがん抗原やヒト正常血清に対して、1%未満
バッファー成分:20 mM Sodium phosphate, 150 mM NaCl, 5% Glycerol, pH7.4±0.2
保管温度:-20℃
アイソタイプ:IgG2b(重鎖), Kappa(軽鎖)


■ Yashraj Biotechnology社
Yashraj社は、インドの抗体・抗原サプライヤーです。欧米を中心に大手診断薬メーカーを主要顧客としています。各種抗体に加えて、ネイティブ抗原(がん、感染症、炎症、腎臓関連など)やリコンビナント抗原(感染症、炎症、循環器)など、抗原製品も多様に取り揃えております。

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