Toxoplasma gondii（T. gondii）は、寄生虫疾患であるトキソプラズマ症を引き起こし、妊娠中に感染すると母体・胎児間の垂直感染により先天性感染症を引き起こす可能性があります。
胎児への感染率は、母体感染が妊娠第1期に発生した場合は4～14％、妊娠第3期に発生した場合は70～80％とされています。

Meridian Life Science社では、T. gondiiに対する抗体や抗原を取り扱っています。
中でも、新しいToxo SAG1/P30リコンビナント抗原（#MER8160）は、無血清培地を用いてHEK-293細胞で生産されています。
精製過程や最終バッファーでは界面活性剤が使用されておらず、界面活性剤に影響を受けやすいケミルミネッセンスやELISAアッセイにも適しています。

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