ベリタスではヒトIgG,IgA,IgMをはじめとしたヒトタンパクに対する動物血清(を取り扱っております。
お客様の要望に応じたフォーマット、容量(少量・10L以上)でのお届けができます。
動物種
・ヤギ
・ウサギ
・ヒツジ
項目
・IgG, IgA, IgM
・CRP
・Albumin
・Transferrin
・アポリポタンパク質
など
~おすすめ仕入れ先~
Yashraj Biotechnology Ltd
インド国内初の診断薬向け原料メーカーで、ヤギのヒトIgG抗血清を製造しております。飼育施設は、インド政府が設立した動物実験の管理と監督を行っているCPCSEA公認の施設であり、ヤギ1000頭分のキャパシティがあります。
その他にも、ヒト由来の原材料も豊富に有しており、インド国内で1200施設の医療機関・検体バンクと連携しております。
Bethyl Laboratories
多種多様な抗体製品とカスタムサービスを世界中に提供しております。飼育施設から開発・製造、品質管理に至るまでを自社施設で行い、高品質な製品・サービスを提供しています。
Bethyl Labolatoriesでは下記抗血清の取り扱いがあります。
抗血清とは
抗血清は、特定の抗原を動物に摂取し、その血液からフィブリンなどの凝固タンパク質や血球成分を除去したものを指します。抗原に対しての全てのクラスの抗体、免疫グロブリンをはじめとした様々な血清タンパク質成分が含まれたままの状態となっております。使用用途に応じて、抗血清は精製処理を行うこともあります。
診断薬としての抗血清の役割
抗血清は主に、血液検体中のタンパク質(血漿タンパク質)検査に用いる試薬の原料として使用されております。特にIgG、IgA、IgM検査の原料の一部とされております。
IgG、IgA、IgM検査の多くは免疫比濁法(TIA法)を採用しているため、検体中に含まれるIgG、IgA、IgMと抗血清の反応から生じる凝集の吸光度計測し、定量しております。
TIA法を用いた検査試薬では非常に多くの抗血清が使用されるため、コストや反応性の度合いからなどからヤギ由来抗血清が好まれております。また、ウサギ由来の抗血清もロット間差が少ないため、診断薬の原料として使用されております。