Tauタンパク質は中枢神経系の神経細胞に存在し、軸索の微小管を安定化する機能を持っています。しかし、Tauタンパク質が過剰にリン酸化してしまうと、神経原線維変化(細胞質内で線維化し沈着すること)を引き起こし、アルツハイマー型認知症を発症します。
過剰リン酸化Tauタンパク質はp-Tau(phosphorylated Tau protein)と呼ばれ、中でも181、217、231番目のスレオニン残基がリン酸化されたp-Tauは、アルツハイマー病を高い精度で鑑別診断します。
Medix Biochemicaでは、p-Tau181、231の検出に有用なモノクローナル抗体をラインナップしています。
- 特長 -
・マウスモノクローナル抗体
・血液および脳脊髄液サンプル中のp-Tau検出に利用可能
・スケールアップ可能なin-vitroの系で製造
・Tauは100 pg/mL、p-Tau181は10 pg/mLから検出可能
- 製品一覧 -
品番 | 製品名 | サブクラス |
140036 | Anti-h p-Tau231 R13321 SPTN-5 * *Pre-launchサンプルのため、お問い合わせください |
IgG1 |
140037 | Anti-h p-Tau181 R13321 SPTN-5 | IgG1 |
140038 | Anti-h Tau R13301 SPTN-5 | IgG1 |
140039 | Anti-h Tau R13302 SPTN-5 | IgG1 |
140040 | Anti-h Tau R13303 SPTN-5 | IgG1 |
おすすめペア抗体
✓マークのついたペアを参考に、お客様のアッセイにご活用ください。
Detection | |||||
140038 | 140039 | 140040 | |||
Capture | (t-Tau) | 140038 | ✓ | ✓ | |
(t-Tau) | 140039 | ✓ | ✓ | ||
(t-Tau) | 140040 | ✓ | ✓ | ||
(p-Tau181) | 140037 | ✓ | ✓ | ✓ |
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