米国では毎年約50万人がC. difficile感染症(CDI)に感染していると言われています。

C. difficileは芽胞を形成するグラム陽性桿菌であり、toxin Aやtoxin B、binary toxinを産生します。
CDIは消化管感染症であり、加齢や基礎疾患の有無が発症に影響するため、比較的高齢者での罹患が多い感染症です。
これまで、C. difficileの主な感染経路は院内感染であると考えられてきました。しかし最近の研究により、約41%が市中感染であることが報告されています(参考)。


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