抗体・抗原・検体サプライヤーのAalto Bio Reagents社は、世界保健機関(WHO)が特定した「world’s biggest health risk pathogens」から15項目をターゲットとして、診断薬原料の開発に取り組むことを発表しました。
同社 は、44年以上にわたり、タンパク質、抗原、抗体、生物試料などの診断薬原料を体外診断薬メーカーや治療薬メーカーに提供してきました。既存および新興の感染症に強みを持ち、特にジカ熱、デング熱、チクングニヤ、西ナイル、黄熱病、SARSウイルス、HIV-1などの項目で実績や経験を有します。
今回、Aalto Bio Reagentsは、次世代の感染症ターゲットの開発を続ける中で、ポートフォリオに以下の項目を追加しました。
1. MERS CoV抗原
2. MERS CoV MAb
3. ニパウイルス
4. マヤロウイルス
5. オロポウシュウイルス
6. エボラ・ザイール株抗原
7. ヘンドラウイルス
8. ラッサウイルス
9. マールブルグウイルス
10. リフトバレー熱ウイルス
11. SARS CoV-1(韓国株)
12. クリミア・コンゴ出血熱ウイルス
13. 結核菌(Mycobacterium Tuberculosis)
14. チクングニアウイルス
15. ジカウイルス
同社では、厳格な品質管理システムに従って採取、検査、保管された疾患用ヒト血漿製品も提供しています。新規および新興の疾患に対する特定の研究ニーズに対して、プールされたまたは個別の患者サンプルや生物試料を調達することが可能です。