● Virostatニュース
Cryptosporidium parvumのオーシストを特異的に検出する
ウサギモノクローナル抗体(2021/10/29 Up)
ヒトにおけるCryptosporidium症(下痢や発熱、腹痛、嘔吐等を引き起こします)の主な感染源であるCryptosporidium parvumは、環境中ではオーシスト(Oocyst)と呼ばれる形態で存在しています。
この形態では増殖しませんが、家畜との接触や動物の糞尿で汚染された河川や水道水、食物中のオーシストが経口摂取された後に増殖形態に移行すると、Cryptosporidium症が引き起こされてしまいます。
オーシストは水泳用のプールや廃水の消毒で使用されるレベルの塩素に耐性があり、凍結やpHの変化にも強いやっかいな存在です。
Virostat社では、Cryptosporidium parvumのオーシストを検出するウサギモノクローナルペア抗体の発売を開始しました。この抗体はオーシストの細胞壁に存在する糖抗原を特異的に認識します。ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。
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