「海外ニュースアップデート」(8月6日更新分)にて、カルプロテクチンとaPL(抗リン脂質抗体)がCOVID-19の重症化予測バイオマーカーの候補として研究されているニュースをご紹介しました。(以下引用)
- カルプロテクチン
カルプロテクチンは好中球に存在するタンパク質です。便中カルプロテクチン量の測定は腸管の炎症度の把握や、「炎症性腸疾患」と「機能性腸疾患」の判別に有用なマーカーです。
最近の研究では、血清カルプロテクチンが、COVID-19の重症化予測のための有望なバイオマーカーであることが示されています。
こちらからAROTEC社が研究についてまとめた資料をご覧いただけます。
- aPL(抗リン脂質抗体)
抗リン脂質抗体(antiphospholipid antibody:aPL)は、リン脂質であるカルジオリピンと結合したβ2グリコプロテイン1 (β2GP1)などと反応する抗体です。血栓症や血小板減少、反復性流産などの症状を伴う抗リン脂質抗体症候群(APS)においてaPLが血中で認められます。
最近の研究では、aPLの測定がCOVID-19の重症化予測に有用ではないかという議論がされています。
こちらからAROTEC社が研究についてまとめた資料をご覧いただけます。
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