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SARS-CoV-2 インド型変異株(L452R・E484Q)リコンビナント抗原が発売(2021/7/2 Up)

インドで最初に同定されたSARS-CoV-2 B1.617変異株には、B.1.617.1 (Kappa)、B.1.617.2 (Delta)、B.1.617.3、また最近ではB.1.617 2.1 (Delta Plus)などいくつかのサブタイプがあります。
これらの変異株のスパイクタンパク質のRBD領域には2つの主要な変異:L452RとE484Q があることが明らかになっており、この2つの変異は、スパイクタンパク質のACE2受容体へのより強い親和性と結合能を与え、免疫系の認識能力を低下させると考えられています。

Meridian Life Science社では、B.1.617.1 (Kappa) 株を模した新しいリコンビナント抗原を発売しました。
昆虫細胞で発現された L452RとE484Q変異を持つRBD領域のタンパク質で、ELISAで使用可能であることが確認されています。

製品フライヤー / CoAの例 (クリックするとファイルが開きます)

Meridian Life Science社からは、この製品の他にも各種SARS-CoV-2抗体や抗原が発売されています。
その他にも、ご興味のある項目や抗体・抗原につきましては、ベリタスまでお問い合わせください。

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