● Aaltoニュース
風疹IgMハイブリッドヒトモノクローナル抗体の販売をスタート(2021/04/02 Up)
Aalto社から、”風疹IgMハイブリッドヒトモノクローナル抗体(製品コード:BM1361)”が発売されました。
ヒト血清に添加することで、風疹IgM陽性ヒト血清に可能な限り近いサンプルを準備することが可能となります。
本製品の製造には、「ヒトIgM重鎖定常領域を発現するように遺伝子改変されたマウス」が用いられています。ほとんどの風疹アッセイメーカーで使用されているウイルス株であるHPV-77抗原を用いて免疫が行われています。
商品化にあたっては、最も反応性の高いクローンが選択されました。
この風疹IgMモノクローナル抗体の精製の際には、細胞培養培地に存在する動物由来成分が完全に除去されています。
抗体を100 - 150 ug/mLの範囲で濃縮し、ヒト血清(IgG除去、脱脂処理されたもの)に添加することで、風疹IgM陽性ヒト血清と似たサンプルを調整することができます。
ELISAおよび粒子ベースのアプリケーションにおいて、本製品が天然の風疹IgMヒト血漿と同様に振る舞うことが確認されています。
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