レプトスピラ症(leptospirosis)は、らせん状の細菌レプトスピラの感染によって起こる人獣共通の感染症です。
病原性のレプトスピラは犬や齧歯動物などの保菌動物の尿との接触を通じて、人間に感染することが知られており、重症化すると腎不全や肺出血を引き起こす可能性もあります。

 病原性レプトスピラには、L. interrogansL. kirschneriなどの種が含まれ、いくつかのマーカーによって非病原性種と区別することができます。その中でも、外膜リポタンパク質は重要なマーカーの一つです。

 

感染症分野に特化した抗体サプライヤーのViroStat社から、リポタンパク質であるLipL41に対する新しいモノクローナル抗体が発売されました。LipL41は、病原性レプトスピラに見られる外膜リポタンパク質です。

これらの新しいモノクローナル抗体はELISAでペア抗体として使用できることが確認されています。
ご興味がありましたら、ぜひお問い合わせください。

 

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